転職活動をする際に、応募する会社選びの条件として重視しているのはどのような事項でしょうか?
福岡で転職を考えている方は
1、勤務地 転勤の可能性
2、職種(仕事内容)
3、待遇
というところでしょう。
弊社に登録、転職相談していただいている方のアンケートでは、順位はつけていませんが、多くの方が上記の3項目は考えているようです。
求人情報誌やインターネット求人サイトで求人情報を検索する際には、上記の項目で検索していると思います。
では、入社する会社の条件として重視しているのはどのような項目でしょうか?
この問いかけには、ほとんどの方から明確な返答が出てきません。
求人情報サイトで求人情報を検索することが転職活動と思っているからです。
求人情報の検索項目より細かいことまでは考えていないのです。
5具体的に、例えば社歴は新しい方が良いのか、組織は大きい方が良いのか、知名度は高くなくてはいけないのか、トップダウンの指揮命令系統の会社が良いのか、チームで仕事をする形態が良いのか、と聞いていくとYESかNOか返答が出てきます。
このような事項は求人情報を検索するにあたっては必要のないことなので、そこまで考えていないのです。
求人情報の検索が転職活動だと思っているからです。
入社を決定する場合には、どのような職種であっても重要視しなければならない事項として、いわゆる社風という言葉で括られるものがあります。
創業から現在までの社歴、経営者や主な経営幹部や同僚としてかかわることになる社員の経歴・人柄・年齢層・性別、経営理念、事業計画、事業戦略、人事制度などが含まれます。
更には、自分が配属になるであろう部署の上司やメンバーの仕事の仕方、オフィスの雰囲気、仕事へのモチベーションは何なのか、社員同士の競争意識の高い職場なのか仲間意識の高い職場なのか、決められたことをこなす業務命令型なのか自ら創意工夫をしていくことを求められるのか。
社歴が長く、それほど大きい会社でなければ、今まではこうだった、今はこうしている、これからはこうしたい、というように各種制度面や権限の委譲、組織形態は企業の成長によって変わっていくものです。
このようなことまでは、転職雑誌や転職求人サイトを見てもわからないものです。
しかし、入社してから、こんな会社だったのかと気づくことになると、それが起因し再度の転職へとつながってしまう方もいます。
逆に企業カルチャーをしっかりと理解してから入社した場合には、モチベーションを高く持ち続けることができます。
何かにつまづいた時、壁にぶつかった時に、何をするために入社したのかという転職の目的をしっかりともち、この会社のどこに魅力を感じて入社を決意したのかを思い出すことができるからです。
だから応募するかどうかを判断する材料としては、勤務地や職種、待遇などの条件でかまわないのですが、入社をするかどうか決定する際には企業カルチャーを理解しておかなければなりません。
人材バンクの強みは企業カルチャーを理解していること
エムハートスタッフではクライアントとコンサルティング契約を結ぶ際に、できるだけ詳しく企業カルチャーを理解するように努めています。
また、人材を紹介するに当たっても、その方が企業カルチャーを理解するために必要な協力をしていただきます。
社長がどんな人なのか知りたい、現場を見てみたい、活躍しているエース級の営業マンと会ってみたい、中途入社した方と会ってみたいという要望にできる限り協力していただいた上で、真剣に入社したいと思う企業なのかを判断することが、その後の転職成功へとつながります。
相手を知らなければ自分に合うかどうか判断できませんが、相手のことを知っても自分のことも知らなければ判断できません。
転職活動を慎重に行って成功する転職をしたい方は是非エムハートスタッフへご登録ください。
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